(ブルームバーグ):ウォール街の主要オルタナティブ投資会社の株価が、3日の米株市場で軒並み急落した。人工知能(AI)台頭がソフトウエア業界にもたらす劇的変化が、プライベートクレジットの多額の損失につながるとの不安が背景にある。
ソフトウエア企業への資金提供に当初主に力を注いでいたブルー・アウル・キャピタルが下げ主導し、株価は一時約13%急落後、2023年9月以来の安値で取引を終えた。アレス・マネジメントとKKR、TPGの下落率は一時10%を超え、アポロ・グローバル・マネジメントとブラックストーンの株価も一時8%下げた。
オルタナティブ投資会社の先月の株価パフォーマンスは、1月としては過去10年で最悪となり、上位グループの株価は年初来で約15%の下げに見舞われた。
最近の株安は、ソフトウエア会社へのAIの影響を巡る懸念の高まりを反映している。これら企業の多くは、オルタナティブ資産運用会社から高い企業評価に基づき資金提供を受けてきた。UBSグループのアナリストは、劇的な変化が起きる場合、プライベートクレジットのデフォルト率が最大13%まで急上昇する恐れがあるとの分析を今週明らかにした。
ウェルズ・ファーゴのアナリスト、フィニアン・オシェア氏は「ソフトウエアを巡る不安はAI旋風以前から浮上していた。先週はレバレッジドローン市場、今週はオルタナティブ投資とBDC(事業開発会社)に波及した」と指摘した。
原題:Blue Owl, Ares Lead Private Market Firms Bashed by Software Risk(抜粋)
--取材協力:Georgie McKay.
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