米政府は、企業がベネズエラで原油を採掘できるようにする一般許可(ジェネラルライセンス)の発行を準備している。対ベネズエラ制裁を緩和し、停滞する同国のエネルギー産業を立て直すトランプ政権の計画の一環だ。

事情に詳しい関係者によると、新たな許可は早ければ今週中に米財務省が発行する可能性がある。公に発言する権限がないとして、関係者は匿名を条件に語った。財務省からのコメントは現時点で得られていない。

ホワイトハウスのテイラー・ロジャーズ報道官は取材に対し、「大統領のチームは、石油会社がベネズエラの原油インフラに投資できるよう、24時間体制で取り組んでいる。続報を待ってほしい」と述べた。

トランプ政権は先週、石油会社にベネズエラでの事業活動拡大を認める別の「一般許可」を発行した。同許可はタンカーへの積み込みを含む中流・下流の幅広い事業を対象とし、輸出・販売・輸送を認めるもの。上流の原油生産は対象外だった。

米国がベネズエラで軍事作戦を展開し、マドゥロ大統領を拘束した後、トランプ政権はロドリゲス暫定大統領を支持する姿勢を示した。老朽化した石油産業を統制することで、ベネズエラ経済の安定化を図る考えだ。

ただ、事情に詳しい関係者によると、ベネズエラに事業基盤を持たない企業は、ロドリゲス暫定政権の持続性を含む政治リスクへの警戒感が根強い。

原題:US Plans to Issue License for Companies to Pump Venezuelan Oil(抜粋)

--取材協力:Jennifer A Dlouhy.

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