米アルファベット傘下の自動運転部門ウェイモが、約1100億ドル(約15兆4800億円)の評価額で約160億ドルの調達を目指していることが、事情に詳しい関係者の話で分かった。

アルファベットが約130億ドルを拠出し、残りは新規投資家のセコイア・キャピタル、DSTグローバル、ドラゴニア・インベストメント・グループなどから調達する見通しだ。非公開情報だとして匿名を条件に関係者が明らかにした。

ウェイモは2月にも今回の資金調達ラウンドを完了する可能性があるという。前回はグーグルの親会社でもあるアルファベットの主導で2024年10月に行われ、評価額は450億ドル超だった。

ウェイモは声明で、「非公開の財務事項についてはコメントしないが、当社の進路は明確だ」と指摘。「2000万回超の走行を完了しており、自動運転モビリティーに対する膨大な需要に応える上で、安全性を重視した運用の卓越性と技術的リーダーシップに注力している」と述べた。

グーグルからのコメントは現時点で得られていない。ドラゴニア、セコイア、DSTグローバルも現時点でコメントの要請に応じていない。

ウェイモは、人間の安全監視員を乗せない完全自動運転の配車サービスを運営している。対象地域にはサンフランシスコ・ベイエリアやロサンゼルスのほか、ウーバー・テクノロジーズのアプリ経由で運営するオースティンとアトランタなどが含まれる。今年はこうした商用サービスの展開を米国内でさらに増やすとともに、英国にも拡大する方針だ。

完全自動運転の配車サービスについては、多くの企業が参入を狙っている。テスラは独自のサービスを計画しており、オースティンで安全監視員を置かない限定的な自動運転サービスを実施している。アマゾン・ドット・コム傘下のズークスは、運転席がない自動運転専用車をラスベガスで運行しているほか、サンフランシスコ近郊の他都市でも試験運用している。

ブルームバーグは昨年12月、ウェイモが評価額1000億ドル超で150億ドルの資金調達を目指していると報じていた。

原題:Waymo Seeking About $16 Billion Near $110 Billion Valuation (1)(抜粋)

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