(ブルームバーグ):米グーグルは、ブラウザー「Chrome(クローム)」上でユーザーに代わってウェブサイトを開き、クリック操作ができる人工知能(AI)アシスタント機能を導入する。
プロダクトディレクター、シャーメイン・ダシルバ氏によると、このオート・ブラウズにより、ユーザーは生成AI「Gemini」搭載のアシスタントに対し、Chromeにとどまったまま買い物などのタスク完了を指示できるようになる。具体的には、家族旅行の計画を立てる際、価格を比較するため複数の航空会社やホテルのサイトを開くようGeminiに指示するといった活用法を挙げた。
Chromeのバイスプレジデント、パリサ・タブリズ氏はブログ投稿で、「試験運用の参加者はあらゆる用途に活用しており、膨大な時間の節約につながっている。日程調整、煩雑なオンラインフォームの入力、税務書類の収集、配管工や電気技師の見積もり取得、支払い状況の確認、経費申請、サブスクリプション管理、運転免許証の更新手続き迅速化などだ」と説明した。
今回の新機能導入は、あらゆる自社製品に最新のAI技術を組み込むという親会社アルファベットの取り組みの一環だ。同社は今月、GeminiがGmailや検索、フォト、YouTubeといった利用者データを活用し、回答をパーソナライズできるようになったと発表した。
オート・ブラウズは、米国のAI ProおよびAI Ultraの加入者が対象で、「Googleパスワードマネジャー」を使用してサイトにログインする。
原題:Google Chrome Says AI Agent Can Now Browse on Users’ Behalf(抜粋)
--取材協力:Carmen Arroyo.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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