(ブルームバーグ):ルビオ米国務長官は、ベネズエラのロドリゲス暫定大統領が米国と最大限の協力を図るようにするため、トランプ政権は武力行使も辞さない構えだと述べた。一方で、ロドリゲス氏が自己利益を優先させることで、米国の主要目標が前進するとの期待を示した。
28日に予定される上院外交委員会の公聴会に向けて用意された、ルビオ氏の発言テキストによると、ロドリゲス氏はベネズエラのエネルギー部門を米企業に開放し、生産への優先的なアクセスを提供するほか、原油販売収入を米国製品の購入に充てることを約束した。
この公聴会は、3日のカラカスへの米国の複雑な急襲作戦でマドゥロ大統領が拘束されて以降、ルビオ氏が議会で初めて公式に臨む場となる。
マドゥロ氏は麻薬テロ関与などの罪で起訴された。ルビオ氏はこの作戦について、法執行活動であり、米軍側に1人の死者も出さずに遂行されたと評価した。現在ニューヨークの刑務所に収監されているマドゥロ氏は、無罪を主張している。
民主党はこの急襲作戦について、議会を通さずに行われた、違法な戦争行為だと主張し、ベネズエラ再建に米国が長期的に関与するリスクを高めたと批判している。
発言テキストによると、ルビオ氏は「別の手段が失敗した場合、最大限の協力を確保するため武力行使も辞さない用意がある」と表明。「それが必要にならないことを願うが、米国民に対する責務と、この半球におけるわれわれの使命から決して逃げることはない」と強調した。
原題:Rubio Says US Ready to Use Force to Ensure Venezuela Cooperation(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
©2026 Bloomberg L.P.