(ブルームバーグ):ベネズエラのロドリゲス暫定大統領は、政府の石油産業改革案が公共部門の団体や左派政党の反発を招く中、米国の介入は「もうたくさんだ」と述べた。
同氏は25日、アンソアテギ州で国営石油会社の従業員に演説し、「ベネズエラの政治家に対するワシントンの命令はもうたくさんだ。われわれの相違や対立をベネズエラの政治に解決させるべきだ。外国勢力はもうたくさんだ」と述べた。
ロドリゲス氏と、兄でベネズエラ国会議長のホルヘ・ロドリゲス氏は、支持者とトランプ米政権から相反する要求を受けて難しい舵取りを迫られる中、週末にかけて発言のトーンを強めた。
国家による石油独占を廃止し、民間企業による生産・販売を認める改革案に批判が出ていることから、両氏は国営石油会社ペトロレオス・デ・ベネズエラのプエルト・ラ・クルス製油所で同社従業員と話し合いを持った。
ロドリゲス暫定大統領は、改革法案の2回目で最終となる国会審議を前に今回の発言を行った。このメッセージには、ベネズエラ政府が政治犯の釈放や石油法改正案でトランプ政権の要求に応じつつも、政権の政治的基盤を固める狙いも透けて見える。
コンサルティング会社テネオのマネジングディレクター、ニコラス・ワトソン氏は26日の顧客向けリポートで、改革案が早期に承認されれば、炭化水素資源の国家管理と主権を重視してきた与党・統一社会党内の反発は、規模が小さいか、少なくとも現時点では政権によって抑え込まれているとみられると述べた。
原題:Rodríguez Says Venezuela Has ‘Had Enough’ of US Meddling (1)(抜粋)
--取材協力:Andreina Itriago.もっと読むにはこちら bloomberg.com/jp
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