「選挙の日、そのまえに。」。衆議院議員選挙が、あす公示されます。きょうは党首討論会がおこなわれ、各党は経済や安全保障などをめぐって意見を交わしました。

各党党首らはきょう、日本記者クラブ主催の討論会に臨み、激しい論戦を繰り広げました。

中道改革連合 野田佳彦 共同代表
「この時期の解散なんで、新年度の予算も年度内に成立することは難しいと思いますので、これでは事実上、物価高対策がほとんどないというのではないかと私は思いますけど」

自民党 高市早苗 総裁
「物価高対策は、もう昨年末に国会でお認めいただいた補正予算で既に執行段階に入っております。十分に経済対策について目星をつけた上での解散であるということ。それから執行も非常に頑張っていただいています」

各党の質問はまず、高市総理に集中しました。

国民民主党 玉木雄一郎 代表
「実施の時期ですね、食料品消費税ゼロの。自民党としては『検討を加速する』だけど、年度内に実施することは可能、あるいはやるべきだと考えておられるのか」
自民党 高市早苗 総裁
「国民会議でしっかり議論しましょうと。夏までにまとめて結論出していただけましたら、臨時国会に税法を提出することができます。できたら年度内を目指していきたい、ということでございます」

共産党 田村智子 委員長
「『2029年までに(最低賃金)時給1500円』という石破政権が掲げた目標、これはおろしたのかどうか。最賃目標をどうするのかと、ここに絞って明確にお答えください」
自民党 高市早苗 総裁
「実際に賃金を払うのは事業者です。高市内閣では賃上げについて事業者に丸投げをしない。継続的な賃上げをしっかりと推進していく。そのための環境を整えるという私の方針は変わっておりません」

れいわ新選組 大石晃子 共同代表
「私、消費税廃止を含めて、この国の人々が豊かになる経済政策を訴えていますが、解散を高市さん、今すぐにでもやめていただいて、世界は大動乱ですから各国政府と話し合っていくべきじゃないですか」
自民党 高市早苗 総裁
「もう既に衆議院は解散されました。今からやめることはできません」

2巡目に入ると、質問の矛先は中道改革連合へ。

参政党 神谷宗幣 代表
「選挙が終わった後なんですけども、一定の数を取った後にですね、また公明党さんと一緒に大連立みたいなものを目指して新たに政権入りするお気持ちがあるのかどうか。それとも確かな野党として政権の方向性を正していく立場をとられるのかどうか」
中道改革連合 野田佳彦 共同代表
「大連立ありきでありません。中道のうねりを作っていって、もっと大きな輪を作っていきたいという思いはあります」

日本維新の会が追及したのは、アメリカ軍・普天間基地の名護市辺野古への移設についてです。

日本維新の会 藤田文武 共同代表
「選挙後に決めるという非常に曖昧なお答えでありました。これはやっぱり、有権者の皆さんのご判断を仰ぐにはかなり危ういスタンスだなと」
中道改革連合 野田佳彦 共同代表
「日米同盟は安全保障の基軸であるということは、これも揺るがせにできませんので、この点を総合的に踏まえて現実的に対応していきたい」

また、他の党は、ビデオメッセージで主張を伝えました。

減税日本・ゆうこく連合 原口一博 共同代表
「私達は消費税は廃止一択です。日本独立、日本再興、日本救世、ワクチンについても、今、止めましょう」

日本保守党 百田尚樹 代表
「減税によって、国民の使えるお金を増やす。日本の未来にとって最も重要な移民政策を抜本的に見直すべきと私達は考えています」

社民党 福島みずほ 党首
「物価高対策として消費税ゼロ、社会保険料を半額にします。戦争させない、差別排外主義をなくしていく」

チームみらい 安野貴博 党首
「他の党が訴えている消費税の減税ではなく、それよりもむしろ現役世代の助けになる社会保険料の減額を進めていきたいと思っております」

衆議院選挙はあす公示、来月8日投開票です。