イーロン・マスク氏率いるロケット・衛星事業会社スペースXが、新規株式公開(IPO)に向けて銀行4行を主幹事として起用したことが分かった。事情に詳しい関係者が明らかにした。

関係者によると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、ゴールドマン・サックス・グループ、JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーが上位の幹事として参画する見通し。関係者はいずれも情報が非公開であることを理由に匿名を条件に語った。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が先に主幹事行を報じていた。関係者によれば、ほかにも複数の銀行がIPOでの役割を求めて協議中であり、最終的な決定はまだ下されていない。詳細が変更される可能性もあるという。

スペースXの担当者はブルームバーグの取材にすぐには応じなかった。関係する銀行各行もコメントを控えた。

関係者によると、スペースXは300億ドルを大幅に上回る資金調達を目指しており、企業価値は約1兆5000億ドルに達する可能性がある。IPOの実施は早ければ年内とみられている。

ブルームバーグが昨年12月に報じたところでは、同社は既存株主による内部関係者による株式売却を進めており、この取引での企業評価額は約8000億ドルとされた。

また、スペースXは昨年12月、従業員に対しIPO準備のため「静粛期間」に入ると通知し、IPOに関する言及を控えるよう求めた。これは株式公開予定企業が上場直前の数カ月間、順守を求められる規制上の要件。

原題:Musk’s SpaceX Lines Up Banks to Lead IPO, Financial Times Says(抜粋)

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