(ブルームバーグ):連合の芳野友子会長は21日、今年の春闘で目標に掲げる「5%以上」の賃上げ実現に自信を示した。報道各社とのグループインタビューで述べた。
芳野会長は、労使間で「人への投資、未来への投資の重要性について認識を共有できている」とし、今春闘の交渉環境は悪くないとの認識を示した。これまでの経営側の発信から、3年連続5%台の賃上げを達成できる「手応えは感じている」と語った。
連合は今春闘で、目標とする5%以上の賃上げの「実現にこだわる」姿勢を強調している。同じ目標を掲げた2024年と25年はいずれも5%台を達成したが、企業規模による賃上げの格差は埋まっておらず、格差是正へ賃金の底上げが焦点となる。
芳野会長は、賃上げの実現に向けた政府の対応として、「物価や為替を安定させるようマクロの経済運営」を求めていく考えも示した。物価は日本銀行の目標である2%水準を超えて推移していると指摘。足元の円安は輸入インフレを助長しており、「為替の動向は注視している」と語った。
輸入インフレが賃上げの足かせになるかどうかは「適切な価格転嫁、適正取引の進展が鍵となる」と説明。 輸出企業を中心に企業業績の改善が進む中で、大企業と中小企業の共存共栄に向けパートナーシップ構築宣言を推進してきたいと述べた。
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