中国メディアは去年、汚職の疑いで調査を受けた中国共産党の幹部が65人にのぼり、習近平政権発足後、最多を記録したと報じました。

中国メディアによりますと、去年、汚職の疑いで調査を受けた幹部は65人で、2012年に習近平政権が発足してから最も多かったということです。

こうしたなか、中国共産党員の汚職摘発を担当する中央規律検査委員会は12日から14日にかけて北京で会議を開き、習近平国家主席も出席しました。

中国国営の中央テレビによりますと、会議では去年1年間について「反腐敗闘争を断固として推進し、国有企業や大学など重要な分野で腐敗の取り締まりを深化させた」と成果を強調しました。

今年について「党の建設活動の展開や研修などの名目で行われる公費での旅行などの問題を厳格に調査し処分する」としたほか、「キーパーソンとなる幹部や若手幹部の腐敗を重点的に摘発する」と取り締まりを強化する方針を示しました。

中国共産党の幹部をめぐっては、トップ24人の政治局員で新疆ウイグル自治区のトップも務めていた馬興瑞氏らの動静が途絶えていることから、今年も大規模な汚職摘発が続くのではないかという見方もあります。