ロシアによる攻撃でウクライナ各地で停電が続くなか、ゼレンスキー大統領は復旧作業が続いており「24時間で600万人が電気を使えるようになった」と強調しました。
暗闇の中で輝く細長いクリスマスツリー。16日にロシア軍によるミサイル攻撃を受けた首都キーウでは、発電機をつかった例年より小さなクリスマスツリーを市民が写真におさめていました。
記者
「たくさんのトラックが国境で並んでいます。燃料タンクを積んだトラックがたくさんあります」
ウクライナでは小型の発電機が急速に普及していて、ルーマニアからウクライナに向かう国境付近では17日、発電機に使う燃料を運ぶトラックの長い列ができていました。
街中でも多くの場所で発電機が置かれ、停電のなか発電機を使って営業を続けるレストランもありました。
ゼレンスキー大統領は「過去24時間でおよそ600万人が電気を使えるようになった」と強調するとともに「復旧作業を続けている」と話しました。
また、各国に防空システムのさらなる供与を改めて求め、それにより「ロシアの『ミサイルテロ』は不可能になる」「『ミサイルテロ』が少なくなれば、平和が訪れる」と訴えました。

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