(ブルームバーグ):中国のアリババグループ・ホールディングの株価が9日の取引で急伸した。米エヌビディア製の人工知能(AI)半導体「H200」が中国で入手可能になれば、恩恵を受けるとの期待感が背景にある。
中国当局が1-3月(第1四半期)中にもH200の一部輸入を承認する計画だと伝わり、香港市場でアリババ株は一時4.8%高と、昨年11月24日以来の大幅な上昇となった。他の中国のAI関連企業である快手科技やJDドットコム(京東)も、それぞれ4%超上昇した。
スイスのプライベートバンク、ユニオンバンケールプリヴェ(UBP)のマネジングディレクター、ベイサーン・リン氏は、中国が国内企業によるH200の使用を許可するとの観測が株価を押し上げているとし、アリババのような企業にとって好材料になるとの見方を示した。
こうしたAI半導体の入手が可能になれば、OpenAIなど米国勢への対抗を目指す中国企業は、AIモデルの高度化や運用を進めることができる。
アリババはAI関連事業の強化に向けて中国企業の中でも最大規模の投資を進めており、半導体の安定調達はクラウド部門の弾みになるとみられる。
事情に詳しい関係者によると、アリババはエヌビディアに対し、H200を20万個以上発注することに関心があると非公式に伝えている。
原題:Alibaba Shares Rise as China Plans Approval of H200 Imports(抜粋)
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