ベネズエラの債権者グループが電話会議を開き、米国によるマドゥロ大統領排除が投資回収の取り組みにどう影響するのか話し合った。事情に詳しい関係者が明らかにした。ベネズエラ債相場は5日の取引で大きく上昇した。

電話会議の焦点は、約600億ドル(約9兆4000億円)に上るベネズエラのデフォルト(債務不履行)債権。ここからどう資金を取り戻せるかについて、アッシュモア・グループやグランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)など少なくとも10社の代表者が参加した。公に話す権限がないとして関係者が匿名を条件に語った。

関係者によれば、会議の雰囲気は楽観的だった。ベネズエラが債務の支払いを停止してから8年が経過し、債務再編交渉は実質的に停止していた。一部の参加者は年内にも交渉が再開される可能性があると見込んでいたという。

こうした見方は実際の取引にも波及し、ベネズエラ債(2027年償還)は29%値上がりし、額面1ドルに対し約43セントと、デフォルト前の水準に戻った。国営ベネズエラ石油(PDVSA)が発行した26年償還債の価格も35%急騰し、32セント近くまで上昇した。

原題:Venezuela Bondholders Huddle as Maduro Ouster Fans Payout Hopes(抜粋)

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