(ブルームバーグ):韓国の李在明大統領は7日、日本との関係は中国との関係と同じくらい重要だと訪問先の上海で述べた。日本への圧力を強める中国が韓国との関係強化に動く中で、外交上のバランスを図る韓国の姿勢をうかがわせた。
李氏は北京で中国の習近平国家主席と5日に会談。その後、上海に移動した李氏は「われわれにとって、日本との関係は中国との関係と同じくらい重要だ」と記者団に語った。
中国は6日、日本向けの輸出で軍事転用の可能性がある品目に対する管理を強化。高市早苗首相が昨年11月上旬の国会答弁で、台湾有事を巡る自衛隊出動の可能性に言及したことに中国は反発し続けており、日中間の緊張が一段と高まっている。
中国が新たに講じた輸出規制について問われた李氏は、「われわれが誤ったタイミングで介入すれば、助けにならない可能性がある。時期と状況が整えば、適切な役割を探る」と述べ、現時点で韓国政府にできることは「非常に限られている」と指摘した。
李氏は、加工貿易を行う韓国の経済に中国の輸出規制が与える潜在的な影響を分析していると明らかにした上で、「問題が円滑に解決されることを望む」と語った。
原題:South Korea’s Lee Sees Japan Ties as Vital as China Relations(抜粋)
--取材協力:Shinhye Kang.
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