S&Pコタリティ・ケース・シラーがまとめた10月の米住宅価格指数は、小幅に上昇した。北東部の都市でサンベルト地帯を上回る伸びが見られた。

多くの地域で販売物件が増えたため、買い手は売り手との交渉で優位に立てるようになり、それが価格の伸びを抑制した。ただ実際に購入契約を結ぶほどの購入意欲につながったケースは多くない。住宅ローン金利は10月までの3カ月でわずかに低下したものの、依然として6%を上回っている。リセッション(景気後退)への不安と雇用市場の軟化も、取引を抑制する要因となった。

S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズで債券とコモディティー担当の責任者を務めるニコラス・ゴデック氏は「10月のデータは住宅市場がかなり速度を緩め始めていることを示した」と発表資料で分析。「全米の価格指数も消費者物価を下回る伸びが続いている」と指摘した。

20都市の中ではシカゴが前年同月比で5.8%伸びて上昇率トップ。次いでニューヨークが5%、クリーブランドが4.1%上昇した。一方でタンパは4.2%下げ、ダラスとマイアミ、フェニックスでも価格は低下した。

統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Home Price Growth Ticked Up in October as Northeast Gained(抜粋)

(統計の詳細と発表元の分析を加えます)

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