(ブルームバーグ):暗号資産(仮想通貨)ビットコインが約2週間ぶりに8万6000ドルを下回った。弱気相場の色彩が強まり、投資家心理が悪化している。
ビットコインは最近のレンジ下限を模索する展開が続いている。アナリストによると、10月上旬の最高値圏で購入した投資家による戻り待ちの売りが相場の上値を抑えているという。
ビットコインは15日に一時3.7%安の8万5171ドルまで下落。その後は持ち直し、アジア時間の16日午前時点では8万6000ドル近辺で推移している。12万6000ドル超の過去最高値からは約30%下落している。
ファルコンXのシニアデリバティブトレーダー、ボアン・ジアン氏は「ビットコインは8万5000-9万4000ドルのレンジ内で方向感を欠く展開だ。暗号資産市場全体で関心が薄れ、商いも細っている」と述べた。
ビットコインはここ数週間、他のリスク資産と共に下落してきたが、それらが反発しても連動しない展開となっている。先週の米利下げ後も流動性の低さとリスク選好の後退が強まっているとみられている。
15日には他の暗号資産も下げが目立った。イーサ、ドージ、XRPはいずれも約5%下落し、暗号資産関連企業の株価も軟調だった。ストラテジーは一時9%余り下げ、コインベース・グローバルは約7%安だった。
原題:Bitcoin Breaches $86,000 While Sinking Toward Year’s Lows (1)(抜粋)
--取材協力:Judy Lagrou.
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