(ブルームバーグ):高市早苗首相は15日、財政運営に関して、市場動向を注視しながら、成長率の範囲内に債務残高の伸びを抑え、政府債務残高対国内総生産(GDP)比を引き下げていくとの考えを改めて示した。参院予算委員会で答弁した。
高市首相は、2025年度の当初予算と補正予算を合わせた補正後の国債発行額は昨年度を下回っており、「財政の持続可能性にも十分配慮している」と指摘。「これを実現しながらマーケットの信認を得ていきたいと考えている」と語った。
足元の金利や為替の動向については、「さまざまな要因を背景に市場において決まるもの」とし、具体的なコメントは控えた。
25年度補正予算案は歳出総額18兆円超とコロナ禍以降最大の規模となり、高市政権の積極財政が鮮明となった。債券市場では、中長期的な財政の健全性に対する懸念などから金利が上昇。新発10年債利回りは今月に入り一時1.970%と、07年以来の高水準を付けている。為替は円は対ドルで155円台で推移している。
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