外務省の船越アジア大洋州局長が来週、ソウルで韓国外務省の局長と会談し、両国最大の懸案である徴用工問題について話し合うことがJNNの取材で分かりました。
複数の外交関係者によりますと、外務省の船越アジア大洋州局長は今週末に韓国を訪問、19日に韓国外務省の徐旻廷アジア太平洋局長と会談し、両国にとって最大の懸案である徴用工問題について意見交換するということです。
徴用工問題をめぐっては先月行われた日韓首脳会談で「早期解決を図ることで一致」しています。
ただ、関係者は「解決の見通しは立っていない」と認めた上で、協議の場を持ち続けることによって、「解決に向けた勢いを保つことが重要だ」としています。
また、別の関係者によりますと、今月28日からは公明党の山口那津男代表ら8人の議員が韓国を訪問し、尹錫悦大統領とも会談する可能性があるということで両国の懸案解決にむけ、弾みをつけられるのかが注目されます。

日立製作所がアメリカに新たな鉄道工場をオープン 投資額1億ドル 1300人雇用の受け皿に