ノーベル生理学・医学賞に選ばれた大阪大学の坂口志文特別栄誉教授が、ストックホルムで「ノーベルレクチャー」と呼ばれる記念講演を行いました。

ノーベル生理学・医学賞に選ばれた 大阪大学 坂口志文 特別栄誉教授
「制御性T細胞の働きをコントロールすることで、自己免疫疾患やアレルギーなどの治療ができるようになります」

坂口特別栄誉教授は7日、「ノーベルレクチャー」と呼ばれる記念講演を行い、「制御性T細胞」の研究の歴史や将来、病気の治療にどのような役割を果たすのかを解説しました。

講演会場前には長い行列ができ、一般市民や学生らで満席になりました。

講演を聞いた人
「研究者として成長していく過程を聞いて、とても感動しました」
「免疫学は間違いなく医療を変えていくでしょうし、学びたい気持ちがさらに強くなりました」

坂口さんは、8日夜にはノーベル賞の記念コンサートに参加する予定です。