(ブルームバーグ):欧州の航空機大手エアバスは3日、2025年の航空機引き渡し目標を790機に引き下げると発表した。従来は820機の納入を目指していた。主力機A320モデルで問題が見つかっていた。一方、業績見通しは据え置かれた。
エアバスは今週、A320シリーズの一部の胴体パネルに関して品質問題が見つかったと公表。628機でパネルの厚さが規格より厚過ぎる、あるいは薄過ぎる可能性があるという。
同社が顧客向けの説明資料で示したところ、このうち168機はすでに航空会社で運航されており、残りはさまざまな生産段階にある。
エアバスは影響を受けた全機体を点検しているが、パネルの「大部分」は仕様に適合すると見通しだと顧客に説明した。
その数日前には、同じA320シリーズで発生したインシデントで、太陽放射線による操縦系統のデータ破損の可能性が判明したとして、同社としては最大規模のリコールを発表していた。
ソフトウエア不具合の影響を受けた約6000機に上るA320系列機の大半は、数日以内に必要な修正を完了した。
原題:Airbus Cuts Delivery Target After Troubles With Most Popular Jet(抜粋)
--取材協力:Haslinda Amin.
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