(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループは、上場投資信託(ETF)発行会社のイノベーター・キャピタル・マネジメントを20億ドル(約3100億円)で買収する。
米イリノイ州に本拠を置くイノベーターは、投資に伴う下落リスクを抑える一方、上昇余地に上限を設ける「ディファインド・アウトカムETF」に特化している。150本余りのETFを運用しており、運用資産額は280億ドル超。
「バッファーファンド」とも呼ばれるこの種のETFは、顧客のポートフォリオを守りたい金融アドバイザーの間で人気を得ている。市場ボラティリティーの影響軽減への需要、債券に代わる収入源を探す動きが背景にある。
ブルームバーグ・インテリジェンスの集計データによると、バッファーファンドを含むストラクチャード・アウトカム商品には今年これまでに約114億ドルの資金が流入しており、そのうち41億ドルほどがイノベーターの商品に投じられた。
ブラックロックのような業界大手はこうした商品を称賛するが、AQRなど一部ヘッジファンドの間からは厳しい批判の声も上がっている。
AQRは、バッファーファンドやオプションを利用した商品について、よりシンプルな代替手段に比べてリターンが低く、リスクが高くなると指摘する。
原題:Goldman Sachs to Pay $2 Billion for ETF Issuer Innovator Capital(抜粋)
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