6年前、86人が犠牲となったフランス南部・ニースでのテロ事件で犯行を手助けしたとされる男らに禁錮18年などの判決が言い渡されました。

2016年7月、フランス南部・ニースで革命記念日を祝う花火の見物客に大型トラックが突っ込み、86人が死亡しました。

トラックを運転していた実行犯の男(当時31歳のチュニジア人)は、事件直後に警察が射殺したため、トラックや武器の調達を手助けしたとされる男など8人が起訴されていました。

今月13日の判決でパリの裁判所は、8人全員を有罪とし、禁錮18年から2年を言い渡しました。

現地メディアによりますと、裁判所は最も重い禁錮18年の判決を受けた男2人について「実行犯の犯罪計画と実行に関係したと確信している」と指摘したということです。