銀スポット価格が28日に過去最高値を更新した。10月にロンドン市場で歴史的な需給逼迫(ひっぱく)が見られた際の高値を上回った。

銀スポットは一時1オンス=55ドル超に上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加利下げを実施するとの見方が強まっていることや需給逼迫(ひっぱく)などが相場を支えている。

この日は米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)のシステム障害で、ニューヨーク商品取引所(COMEX)先物の取引が数時間にわたって停止。米感謝祭の祝日を挟んで取引が薄いことと併せ、銀相場の動きに影響を与えた。

銀取引の中心地であるロンドン市場では10月、深刻な需給逼迫が生じ、銀スポットが過去最高値を付けた。その後、ロンドンの倉庫に5400万オンス近くの銀が運び込まれたことで逼迫感は緩和されたが、1カ月の銀リースレート(貸し出しコスト)が通常の水準を大きく上回って推移するなど、依然として顕著にタイトな状況が見られる。

原題:Spot Silver Hits Fresh Record After Surpassing October Peak(抜粋)

--取材協力:Sybilla Gross.

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