総務省は28日、2024年の政治資金収支報告書を公表しました。政治とカネの問題が取りざたされる中、政治資金パーティーの収入はおよそ46億円と半減しています。

総務省が公表した2024年の政治資金収支報告書によりますと、政党や政治団体の収入の総額は937億円で、前の年より28億円、およそ3%減りました。

自民党の派閥の裏金問題など、政治とカネの問題を受けたものと見られますが、政治資金パーティーによる収入はおよそ46億円と、前の年から半減しています。

政党本部の収入は自民党が221億3000万円と最も多く、次いで共産党が184億6000万円、公明党が101億2000万円、立憲民主党が90億9000万円、日本維新の会が42億9000万円などとなっています。