衆議院の会派「改革の会」に所属する議員3人が自民党会派に加わる方向で調整していることが分かりました。3人が会派入りすれば、衆議院では与党が過半数に達することになります。

複数の関係者によりますと、衆議院の自民党会派に加わる方向で調整しているのは、「改革の会」に所属する阿部弘樹議員、斉木武志議員、守島正議員の3人です。

きょう、自民党の鈴木幹事長と会談したあと、会派入りの手続きをおこなう見通しだということです。

3人は、今年9月に日本維新の会から除名処分を受けたあと、会派を結成して活動していて、先月おこなわれた総理指名選挙では、自民党からの要請を受け、高市総理に投票していました。

3人が加わると衆議院では与党が過半数に達し、少数与党が解消されることになります。