政府は27日、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けた有識者会議の初会合を開きました。会議での議論を、政府が来年1月をメドにまとめる外国人政策の基本的な考え方に反映させる方針です。

鈴木隼人 内閣府副大臣
「本有識者会議は、関係閣僚会議のもと、国民および我が国で生活する外国人にとって、安全安心な秩序ある共生社会のあり方、その実現に向けて取り組むべき中長期的な課題について調査し、関係閣僚会議に対して意見を述べることを目的として設けられたものです」

政府は27日、外国人との秩序ある共生社会の実現に向けた有識者会議の初会合を開き、▼出入国・在留管理の厳格化や、▼外国人による土地取得ルールの見直しなどについての議論を始めました。

鈴木副大臣は、“排外主義とは一線を画すが、一部の外国人による違法行為やルールからの逸脱に政府として毅然と対応することは外国人との秩序ある共生社会を実現するために必要だ”との考えを示しました。

有識者会議では、中長期的な課題について調査し、議論を重ね、政府が来年1月をメドにまとめる外国人政策の基本的な考え方に反映させる方針です。