国会では、きょう午後、高市総理就任後、初めての党首討論が行われます。日中関係や経済対策などについて、論戦が交わされる見通しです。

党首討論は45分間行われ、野党4党の党首が質問に立つ予定です。

立憲民主党の野田代表は、緊張が高まる日中関係のほか、政府の経済対策などについてただすことにしています。

また、国民民主党の玉木代表は「年収の壁」の引き上げなどについて取り上げる予定で、高市総理の答弁が補正予算案に賛成するかの「重要な要素になる」と話しています。

このほか、野党になった公明党の斉藤代表は非核三原則を堅持するよう総理に迫るほか、参政党の神谷代表が初めて質問に立つ予定です。

高市総理の台湾有事に関する答弁をめぐり、日中関係が悪化する中、総理の現状認識や今後の対応が焦点となります。