(ブルームバーグ):日本銀行の植田和男総裁と片山さつき財務相、城内実経済財政担当相が19日午後6時10分から、都内で会談を行う。財務省が同日発表した。
足元の為替を含めた市場動向や経済情勢について意見を交わすとみられる。会談後、片山財務相が取材に応じる。日銀総裁と経済閣僚の対面会談は、24年10月の石破茂政権発足後にも実施していた。
植田総裁は18日、高市早苗首相と初めて個別会談し追加利上げに関して今後のデータ・情報次第で適切に判断していくとの見解を示した。高市首相から金融政策への要請は「特になかった」という。
政府が近く取りまとめる経済対策の規模が膨らむことなどが意識され、19日の日本市場では長期金利の指標となる新発10年債利回りが前日比2.5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い1.77%と2008年以来の高水準を付けた。円は対ドルで155円台と2月以来の安値圏で取引されている。
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