(ブルームバーグ):19日の東京株式相場は4営業日続落の見込み。米国株がハイテク関連を中心に下げたことが重しになる。米エヌビディア決算や20日の米雇用統計を見極めたいとの雰囲気も強まる。
米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下げ幅が大きかった。国内でも電機や情報・通信、非鉄金属など半導体、人工知能(AI)関連が引き続き弱含む可能性がある。
大和アセットマネジメントの建部和礼チーフストラテジスト
- エヌビディア決算と米雇用統計を控えて積極的にリスクを取りにいく動きにはならず、きょうも日本株は軟調な地合いだろう
- 米国では半導体やAI関連が弱く、国内の関連銘柄が下げ止まるかどうかに注目
- 債券市場で財政拡大懸念がじりじり高まっている動きが続くと、株式にもマイナスの影響が波及してくる
- 為替も対ドルで160円に近づいてくると株式市場はネガティブ視するだろう
- 足元で日本株は軟調だが、米利下げサイクルの継続見通しや堅調な企業業績を背景に、来年に向けて上昇相場は続くと予想
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