(ブルームバーグ):米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社KKRは、アジアに焦点を絞ったクレジットファンド第2弾の募集を12月に終了することを目指していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。調達目標は20億ドル(約3100億円)前後だという。
非公開情報だとして関係者が匿名で語ったところでは、この「アジア・クレジット・オポチュニティーズ・ファンドⅡ」は正常債権に投資するパフォーミングクレジットファンドで、10%台前半から半ばの利回り確保を目指しているという。募集開始は2024年1月だった。
KKRの広報担当者はコメントを控えた。
世界の資産運用会社はアジアのプライベートクレジット市場に相次いで参入している。1兆7000億ドル規模の世界プライベートデット市場でアジアの占める割合は依然としてごくわずかだが、投資家は強気姿勢を維持している。
先月の業界リポートによると、アジア太平洋地域のプライベートクレジット市場規模は2027年には920億ドルと、24年の590億ドルから拡大し、年平均成長率(CAGR)は16%に達する見通しだ。利回りと分散投資を求める機関投資家や富裕層投資家からの強い需要が伸びを後押ししているという。
KKRはアジアのプライベートデット事業を拡大しており、今年に入り日本で初となるプライベートクレジット担当の人材を採用したほか、オーストラリアとインドで複数のディールをまとめている。
22年には、自社初のアジア太平洋クレジットファンド向けに計11億ドルを調達。その半分余りを域内で集めていた。
原題:KKR Targets December Close for Second Asia Private Credit Fund(抜粋)
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