自転車ルールを多言語で “多国籍小学校”だからできること
様々な国や地域の子どもがいる南吉田小学校。その特徴を生かし、ある取り組みに力を入れています。
この日、近くの商店街を訪れた4年生の子どもたち。

児童
「商店街では自転車に乗っていい時間が決まっています」
午後1時から8時までは自転車による通行は禁止ですが、乗っている人もちらほら…。校外学習の一環として商店街の課題解決に動き出したのです。

児童
「駐輪できる場所も決められています(中国語)」
外国人の利用も多い商店街のため、日本語の他、 中国語やパキスタンの言葉などでアナウンス。

さらに啓発動画やポスターも作成。商店街で掲示するといいます。

パキスタンにルーツを持つ児童
「緊張したけど、楽しかった」
日本人の児童
「南吉田小学校のみんなじゃないとできないような感じでうれしかった」

フィリピンにルーツを持つ児童
「みんながたくさんの色々な国の言葉で言ってすごいと思った」

南吉田小学校 金子正人校長
「子どもたちがこれだけやれるよということを世の中に示していくことで、外国人がたくさんいるということは、豊かな教育活動や社会を作っていくための資源なんだよということを、大人の人たちにも感じてもらえたらなと」