10日の債券相場は下落が予想される。米政府機関の閉鎖が解除に向かっているとの見方からリスク回避的な動きが和らぎ、売りが先行する。11日の30年利付国債入札への警戒も超長期債の売り材料になりそうだ。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介シニア債券ストラテジストは、日本銀行が朝方発表する10月の金融政策決定会合の主な意見も「どちらかと言うと利上げに前向きな意見が目立ち、債券の重しになる」とみている。

同氏の新発10年国債利回りの予想レンジは1.67-1.7%(7日は1.675%で終了)、先物中心限月12月物は135円70銭-136円ちょうど(同135円86銭)。

先物夜間取引で12月物は7日の日中取引終値比1銭高の135円87銭で終了した。7日の米10年国債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い4.1%程度。

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