アメリカのトランプ大統領が勝利した大統領選挙から1年、首都・ワシントンでは「反ファシズム」などを訴える抗議集会が行われました。

記者
「ホワイトハウスの近くにたくさんの人たちが集まってきています。トランプ大統領に抗議をする集会です」

ワシントンで5日、トランプ大統領が勝利した大統領選挙から1年となるのに合わせて、「反ファシズム」などを訴える集会が開かれました。

参加者
「トランプ政権での、この国の方向性を人々は好ましく感じていません」
「どれほどの人が、政府がやっていることに反対しているかを示せたと思います」

集会では、ニューヨークの市長選挙や南部・バージニア州などの知事選挙で野党・民主党の候補が相次いで勝利したことについて、「トランプ政権の政策に不満が高まっている証拠だ。これは始まりに過ぎない」といった声が挙がりました。

一方、トランプ大統領は選挙結果について、先月1日から続く政府閉鎖が与党・共和党にとって逆風になったなどと話し、自分自身への批判が選挙結果に大きな影響を与えたわけではないとの認識を示しました。