トヨタ自動車は今年9月までの半年間の決算を発表し、トランプ関税の影響で営業利益が9000億円押し下げられたと明らかにしました。

トヨタの今年4月から9月までのグループの決算では、ハイブリッド車が好調で、売上高は24兆円を超えて、過去最高となったものの、本業のもうけを示す営業利益は前の年の同じ時期より18.6%減りました。トランプ関税の影響だけで、9000億円利益を押し下げています。

来年3月までの1年間の業績見通しについては、関税の影響で1兆4500億円の利益を下押しするとしましたが、下半期は販売台数が堅調に推移すると見込み、最終利益は2兆9300億円と従来予想から上方修正しています。