松野官房長官は新型コロナのワクチン接種について、1日100万人という政府の目標を超えたことを明らかにしました。

松野官房長官
「本日公表時点で、1日あたりの最多の接種回数は、11月26日の約102万回であります」

松野官房長官は、きょう午後の会見でこのように述べ、岸田総理が9月に打ち出した新型コロナワクチンの1日100万回接種の目標を超えたことを明らかにしました。

オミクロン株対応ワクチンの接種率については、きょうの時点で24%にとどまっているということですが、これは「G7で接種率を公表している6か国のうち、イギリスに次ぐ高い水準だ」と成果を強調しました。

この冬は新型コロナとインフルエンザとの同時流行が懸念されていますが、松野長官は、診療能力の強化によって、ピーク時に発熱外来の受診が見込まれるおよそ75万人を上回る、1日あたりおよそ90万人の診察能力が確保される見通しだと明らかにしました。