アメリカのホワイトハウスは安全保障にかかわる守秘義務の徹底のため、大統領報道官室への記者の出入りを原則として禁止すると発表しました。
ホワイトハウスは10月31日、西棟にある大統領報道官室への記者の出入りを原則として禁止すると発表しました。
安全保障にかかわる守秘義務の徹底が目的だとしていて、今後、報道官室でスタッフと面会する場合にはメールで事前に予約をする必要があるということです。これに対し、ホワイトハウス記者会は「新たな取材規制は記者が当局に質問をしたり、政府に説明責任を求めたりすることを妨げるもので、アメリカ国民に損害を与える」などとする声明を発表しました。
トランプ政権下では、国防総省が当局が事前に承認した情報以外は報道しないよう求める新たなガイドラインを導入するなど、情報統制の動きが進んでいます。
ASEAN拡大国防相会議 マレーシアで開幕 小泉防衛大臣も出席…初の日中会談も