今月の東京23区の消費者物価指数は速報値で2.8%上昇しました。新米を含む食料費の上昇などの影響で伸び率は前の月より拡大しています。

東京23区の10月中旬時点の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が111.0となり、去年の10月と比べて2.8%上昇しました。上昇幅は前の月から0.3ポイント増加し、4か月連続で2%台です。

新米価格の高騰を受けてコメ類が40.0%上昇したほか、▼コーヒー豆が64.7%、▼チョコレートが36.6%、▼鶏卵が11.7%など食料の上昇が大きく寄与しました。また、▼携帯通信料が14.5%上昇したほか、▼電気代も3.2%上昇しました。

一方で、先月から東京都で所得や年齢に関わらずすべての子どもの認可保育所などの保育料が無償化されたことで、保育所保育料が60.4%減少しました。