「国産米」の価格高騰を背景に、先月、民間企業が輸入した「外国産米」の量はおよそ6500トンと、去年の159倍にまで膨らみました。
「外国産」のコメの輸入には、政府が海外から一定量を関税がかからず輸入できる「ミニマムアクセス米」と呼ばれるものと、その枠外で民間企業が1キロあたり341円の高い関税を払って輸入されるものがあります。
財務省がきょう発表した貿易統計によりますと、先月、民間企業が輸入した「外国産」のコメの量は6532トンでした。8月に比べて輸入量は半分以下に減ったものの、去年の同じ時期の159倍と急増しています。
「国産米」の価格高騰が続いていることから、割安な「外国産」のコメの需要が引き続き高まっているものとみられます。
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