(ブルームバーグ):27日の東京株式相場は続伸し、東証株価指数(TOPIX)と日経平均株価はともに最高値を更新する見込み。米中貿易摩擦への警戒が後退したことや米国の9月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回る伸びとなったことが好感される。
米半導体株高も追い風となって電機や精密機器、機械など輸出関連、非鉄金属など素材株に買いが先行しそう。米金融株の上昇が国内に波及して銀行や証券など金融株も高くなる。
東海東京インテリジェンス・ラボの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 米中緊張緩和や国内の積極財政期待、為替の円安傾向と株価のプラス材料がそろっており、きょうの日本株は上値追いで最高値を更新しそうだ
- 米中通商問題はどこまで悪化するかが分からなかった-最終的にまとまるかは不透明なものの緩和の方向に向かっている
- 世論調査で高市政権の支持率が高いことから、高市首相は物価対策をはじめとした政策を進めやすい
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