(ブルームバーグ):高市早苗首相は25日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に参加するためマレーシアへ出発した。首相就任後、初めての外遊となる。
高市氏は25-27日の日程でマレーシアを訪問し、日・ASEAN首脳会議とアジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会合に出席する。
高市氏は出発前に記者団に対し、マレーシア、フィリピン、オーストラリアの首脳と2国間会談を行うことも明らかにした。ASEANは「世界の成長センター」であり、日本が主導する自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の要だと強調。「首脳との信頼関係も深めて、大きな成果を上げていきたい」と意気込みを語った。
21日に首相に選出された同氏は早速、外交日程に臨んでいる。24日夜には英国、フランス両政府が主催した「ウクライナに関する有志連合オンライン首脳会合」に出席。「ロシアによるウクライナ侵略は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙だ」と述べ、国際社会と連携したウクライナ支援と対ロ制裁を引き続き推進する意向を示した。外務省が25日発表した。
28日には日本でトランプ米大統領と会談する。
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