アメリカのトランプ大統領は、第2次政権で初となるアジア歴訪に出発しました。中国の習近平国家主席との会談では「台湾」について協議すると明言しました。
アメリカ トランプ大統領
「台湾には行かないが(中国の習主席と)台湾について話す予定だ。遠くない場所だからね」
トランプ大統領は24日、韓国で30日に行われる予定の習主席との会談で、「台湾」を議題にすると明らかにしました。
台湾をめぐっては、これに先立ち、アメリカ政府高官が議論を提起する予定はないとしていました。
会談ではこのほか、「トランプ関税」をめぐる今後の交渉などについても意見を交わす見通しです。
また、トランプ氏は27日から日本を訪問し28日に高市総理と会談する予定ですが、高市氏について「安倍元総理は私の友人で彼女も安倍氏と良い関係にあった。良い兆候だ」と述べ、関係構築に期待感を示しました。
一方、トランプ氏は北朝鮮の金正恩総書記との会談について、「100%オープン」だと発言。ただ、アメリカ政府高官は、今回のアジア歴訪中の開催予定はないと明らかにしています。
トランプ大統領 金正恩総書記との会談は「100%オープン」高市総理の関係構築にも意欲