日本をダンスコンテンツの制作拠点に…その狙いは?

リア・キムさんのダンススタジオは2026年、日本に進出する予定です。レッスンだけでなく世界に向けたダンスコンテンツの制作拠点にしたいといいます。

ワンミリオンダンススタジオ リア・キム代表
「(日本は)韓国と文化的に非常に近いこともあります。それでいろいろシナジーが出ると思っています。日本にいる本当に実力のある振付師たちと一緒にコラボできれば、世界を圧倒できるようなコンテンツとサービスが出てくるのではないかと期待しています」
日本のスタジオでもリア・キムさんがレッスンをしてくれるそうです。「Kダンス」の世界進出。日本で成功したらその後は、アメリカやヨーロッパへの進出も計画しています。
日本進出で輸入されるのはダンス技術だけではない?
小川彩佳キャスター:
いま、私の子どもは5歳ですが、子どもたちの間でK-POPのアニメ映画が大人気になっていて、こうしたKダンスも非常に身近なものになっています。

中室牧子さん:
韓国の芸能・ダンス分野は専門教育として体系化されているので、教育・オーディション・デビューまで一気通貫でやるというのが特徴です。今回の技術だけではなく、産業の仕組みみたいなものも輸入するということになるのかもしれません。
小川キャスター:
このスキームは日本でも生かしていきたいと思いますね。
中室牧子さん:
産業として大きくなるというチャンスがあるというのはいいですね。
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<プロフィール>
中室牧子
教育経済学者 教育をデータで分析
著書「科学的根拠で子育て」