韓国のダンス「Kダンス」。人気グループ「TWICE」などの振付を担当した韓国の“カリスマ”ダンサーが来年、日本にスタジオを作るといいます。日本を選んだワケとは?

TWICEの「TT」ダンスの生みの親 日本進出へ

TWICEなど世界的に人気のK-POP。そのダンスは最先端の振付を取り入れ新しいダンスカルチャーを生み出しています。

その振付を担当したのが、韓国を代表するダンサーのリア・キムさん(41)。これまでBoAなど多くのアーティストの振付を担当し、韓国では絶大な人気を得ています。

TWICEの「TT」のサビで涙を表したダンスを考えたのもリア・キムさんです。

ワンミリオンダンススタジオ リア・キム代表
「(Kダンスの強みは)新しいトレンド、海外からくるトレンドなどを体で吸収し、それを自分だけのスタイルに変えて、新たなスタイルを作るのがとても速いです」

そのリア・キムさんが代表を務めるソウル市内のダンススタジオには、生徒の8割近くが外国人。短時間のレッスンを受けるのが韓国旅行の定番コースの一つとなっています。

アメリカ人の生徒
「最もクールで新しいダンスの動きを習いに来ました」

日本人の生徒
「2回目なんです。前にも来たことがあって、もう一回来たいと思ってきました」

「Kダンス」は韓国にとって稼げる産業になる可能性があります。スタジオを視察し、一緒に踊った李在明大統領も大きな期待感を示しています。

李在明大統領(2022年 当時は候補)
「国は大々的に投資を行う必要がある。韓流・K文化への投資が多いが、私が見るにダンスもそうなるのではないか」