赤沢経済産業大臣が就任後、初めての記者会見に臨み、今後のアメリカとの関税交渉については茂木外務大臣を全体統括とした上で、引き続き交渉を担うと明らかにしました。
赤沢大臣はきょう午前9時半すぎ、経産省の職員に拍手で出迎えられたあと、経産大臣として初めて記者会見を行いました。
赤沢亮正 経済産業大臣
「これまでの経験をいかして、総理からのご指示を踏まえ、全力で職責を全うしてまいります」
石破内閣では、経済再生担当大臣としてアメリカとの関税交渉に携わってきた赤沢大臣。今後の関税交渉については、茂木外務大臣が全体統括を行い、城内成長戦略担当大臣とともに3人で行っていくと明らかにしました。
赤沢亮正 経済産業大臣
「3人でやるとなるとお互いの意思疎通をするための手間とか時間が必要になるので、そういう点はしっかり抜かりなくやって、3人でやったことのメリットの部分を最大限発揮するような、そういう取り組みをしっかりしていきたい」
赤沢大臣は「アメリカは日本を『特別なパートナー』と認めている」と協調し、それを前提とした協議が進むという認識を示しました。

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