世界最大の上場ヘッジファンドであるマン・グループは17日、運用資産が7-9月(第3四半期)に過去最大を更新したと明らかにした。顧客によるロングオンリー商品の購入が増え、運用成績も改善した。

発表資料によれば、運用資産残高は2139億ドル(約32兆円)に増加。6月末は1933億ドルだった。オルタナティブ投資商品からの純流出があったものの、ロングオンリー商品への資金流入がそれを上回り、純流入額は97億ドルとなった。

 

資産残高と純流入額はいずれも、同社が集計したアナリスト予想を大幅に上回った。市場コンセンサスでは、純流入額が17億ドル、運用資産が2017億ドルと見込まれていた。

ロンドンに上場しているマンの株価は同日の取引で一時3.3%高となった。

原題:Man Group Assets Hit Record $214 Billion After Flows, Gains (1)(抜粋)

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