(ブルームバーグ):自民党との連立政権から離脱した公明党の斉藤鉄夫代表は12日、今後開かれる臨時国会での首相指名選挙で、他の野党の党首に投票することはないとの考えを示した。フジテレビの番組で語った。
斉藤氏は、上位2人による決選投票になった場合の対応について、その時の政治状況を見て党内で話し合って決めるとしつつも、個人的見解としては「今、野党の人に投票することはあり得ない」と語った。過去26年間積み上げてきた自民党との信頼関係や一緒に準備してきた法律案や予算があると、その理由を説明した。
一方、自民党との選挙協力に関しては、地域地域で人物本位で応援していくと改めて表明。その上で、立憲民主党などの野党候補でも、「われわれのことをよく理解し、一緒に改革を実現していこうという方であれば、当然そういうこともありうる」と述べ、個別に選挙協力する可能性に言及した。
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