先週の米新規失業保険申請件数は前週から増加したと、ゴールドマン・サックス・グループは連邦政府の閉鎖期間中に公開された州別データを基に分析した。

ヤン・ハッチウス氏らゴールドマンのエコノミストによれば、新規失業保険申請件数(4日終了週)は約23万5000件と、前週の同行推計値である約22万4000件から増えた。同社は労働省が事前に公表していた季節調整要因を用いて、利用可能な州別のデータを調整した。

労働省は政府閉鎖の影響で9日に同週間統計を発表しなかったが、大半の州についてはオンラインで取得可能なデータを公表した。

ゴールドマンの分析によれば、失業保険の継続受給者数(9月27日終了週)は192万人と、前週の推計値191万人から小幅増加した。

ブルームバーグ・エコノミクスのエコノミスト、イライザ・ウィンガー氏は「ブルームバーグ・エコノミクスでは10月4日終了週の失業保険申請件数を23万3000件と見積もっている。こうした比較的低い水準は、人員解雇の動きが引き続き抑制されていることを示している」と指摘した。

原題:US Initial Jobless Claims Rise to 235,000 in Goldman Analysis(抜粋)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2025 Bloomberg L.P.