自民党の高市総裁は今月17日から19日の日程で、靖国神社でおこなわれる秋の例大祭の参拝を見送る方向で調整に入りました。
高市氏はこれまで、閣僚でも8月15日の終戦の日や春と秋の例大祭の期間に靖国神社を参拝してきましたが、高市氏の周辺によりますと、今月17日からおこなわれる秋の例大祭の参拝は見送る方向だということです。
今月27日にアメリカのトランプ大統領の来日が予定されていることや、月末に韓国で開催されるAPEC=アジア太平洋経済協力会議など重要な外交日程が控えていることなどから、外交問題への影響を避けたいということです。
高市氏に対しては、連立を組む公明党からも靖国神社への参拝など歴史認識に関する懸念が伝えられていました。
【速報】高市総理が年頭所感を発表 「日本列島を強く豊かに、日本に希望を見出していく」新年の誓い