(ブルームバーグ):赤沢亮正経済再生担当相は1日、5500億ドル(約81兆円)規模の対米投資に関し、為替相場に影響を与えない形で実行が可能との認識を示した。都内の日本外国特派員協会(FCCJ)で語った。
赤沢氏は、対米投資による為替相場への影響を問われ、外国為替資金特別会計からの貸与など「日本がドルで持っているものを、ドルとして使うような世界」と説明。規模が膨らめば円を交換する必要が出てくるが、5500億ドル規模なら「為替に影響を与えないでオペレーションできるという計算があってやっている」と語った。
他の発言
- 交渉人としてウィンウィンの合意ができた-米関税交渉
- 次の政権にきっちりと引き継ぎ、実現していただきたい-対米投資
- 日米で齟齬(そご)があると認識していない-5500億ドルの解釈
- 関税合意は不確実性を減らす力になる-合意後の株価上昇に言及
--取材協力:野原良明.
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