16日の米株式市場で半導体銘柄が軒並み上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は9営業日続伸し、2017年以来ほぼ8年ぶりの最長連騰を記録した。

SOXは0.3%高で終了し、9日間では8.7%上昇。年初来の値上がり率は22%と、ナスダック100指数の約16%を上回る。

個別銘柄では、オン・セミコンダクターが3%高。インテルは2%、アプライド・マテリアルズは1.5%それぞれ上昇した。人工知能(AI)半導体のリーダーであるエヌビディアは1.6%下げたが、年初来ではなお30%余り値上がりしている。ブロードコムは1.1%下落。年初来では55%上昇。

フェニックス・ファイナンシャル・サービシズのチーフマーケットアナリスト、ウェイン・カウフマン氏は「AIの設備投資やテクノロジー全般で起きていることはすべて、半導体が原動力となっている」と指摘した。

最近のオラクル決算発表や、マイクロソフトとネビウス・グループによるAIインフラ契約は、半導体セクターにとって強気材料だと付け加えた。

原題:Chipmakers Post Longest Win Streak Since 2017 Amid AI Growth (1)(抜粋)

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